100人対話ブログ
茅ヶ崎のおしゃれ番長内波義雄さんにお話を伺った。
義雄さんはおしゃれが超一流なだけでなく、ビジネスマンとしても超一流だ。
都内のWEBメディア・ネット広告・ゲーム事業を行う最大手企業でクリエイティブ職を務め、新規事業の立ち上げを繰り返すプロフェッショナル。
今では「湘南フードトラック協会」代表としてフードトラックの協会事業や「Shonan dog field」というドッグラン事業を立ち上げ、ほぼ全ての時間を茅ヶ崎で働き、過ごしている。
ドッグランを始めた理由は、コロナ禍において多くの方の愛犬にストレスが溜まっているのではないか?という思いと、既にスタートとしていたフードトラック事業と相性が良かったという点。
・県内でも犬を飼っている人がトップクラスに多い茅ヶ崎なのに、犬を自由に遊ばせる場所が少ない。
・高齢の方が長距離の散歩は難しく、犬のストレスが溜まってしまう。
そうした問題に対して、ドッグランがあれば問題解決できる。
いわば社会インフラとして必要不可欠になってきているという。
そんな義雄さんから今の茅ヶ崎はどう見えているのだろう?
一番気になっているのは「余白がなくなってきているところ」
空間がもつ余白。人が快適に暮らすには適切な密度というものがあるのではないか?
今まで茅ヶ崎はその適切な密度が図らずともたもたれていたのでは?
特に南側地区での空間が少しでもあればぎちぎちに新しく建物が建っている様子を憂いている。
結果的に茅ヶ崎が持っていた言葉にしつくせなかった心地よさを失っているのでは?
「人との関わりにおける余白」という観点もある。
自分達より上の世代の方々が兎角他の地域よりも元気で、なかなか次の世代にバトンが回ってこない。
ローカル色も強くて移住者との間に少なからず隔たりがある。
余白が無いとあきらめて市外へ移り住んでしまう人も周りに増えてきている。
では、茅ヶ崎には何が必要なのか?
茅ヶ崎が守るもの、そして目指すものは何か。
多くの意識をまとめて、その少し先にあるエッジの効いたビジョン・イメージが必要なんじゃないかな。
新規事業と一緒で、声を集めるだけではだめで、一歩先を描くことが魅力につながると思う。
それを創るためには
色々な能力を持った方が既に多く茅ヶ崎には住まわれているし、さらには移住はせずとも茅ヶ崎が大好きという方にも関係人口という形で関わってもらい、プロジェクトという形で民官連携してさまざまな課題を解決していくとか。
個人的には茅ヶ崎が本来もつカルチャー推しの世界観をつくりたい。
そして、それに関わる独自のプロジェクトが動き出すところに自分も今までの知見を最大限発揮していきたい。
「足るを知る」という言葉があるように、作れば売れるという消費の時代は終わり、限られた資源の中で全てのものが循環することが大事。
この町に暮らしてみなが「幸せだね」と言えることにつながったら最高だよね。
自然を愛し、生き物を愛する。そんな義雄さんも常に「自然体」
一切の力みなく語られるその場は、とても心地の良い空間だった。
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実施方法はご希望に合わせて行います。
事前申し込み形式
実施日時を事前に相談して、1対1でじっくり1時間くらいかけて行うことも可能です。お知り合いと一緒にグループで行うことも可能です。
本プロジェクトは、みなさんの意見を伺うものであり、選挙の投票とは切り離された活動です。
みなさんにとって安心安全の場で実施できることを優先して実施したいと思っています。
お気軽にご参加いただき、ご協力いただけますと幸いです。
また、100人のみなさんの声から得た気づきは日々ブログで公開し、マニフェストづくりを進めていきます。