金子和さん × 山口じゅんぺい

中海岸神社でいつもお世話になっている金子和さんにお話を伺えないかご相談をした。
一個人としてということでお時間を頂いた。

いつも地域で顔を合わせているのに、実は知らないことはあるものだ。

• サーフィンをきっかけに移住されたこと
• 大学の准教授で光電子量子工学などを専門とされていること
• 茅ヶ崎の海岸を市民にとっても観光客にとってもステキな空間にするためのNPO理事として活動されていること

そして元々は大手外資企業で青色発光ダイオード、青色レーザダイオードの研究に携わり、光通信計測器の開発にカルフォルニアに渡ったこともあり、ベンチャー企業に移籍して、創業者や経営者、ベンチャーキャピタル、投資会社、投資家、国際技術標準規格の要人とも親しく交わる研究開発リーダーでいらっしゃった。

そして私の活動においても的確なアドバイスをくれた。

• 挨拶まわりの戸口で、自分が何をしたいかの話を数秒にまとめること
• 立場上、条例とマニュアルに沿ってしか動けない市職員が動けるように、市議員として公共の仕組みと根拠・材料を提供すること

茅ヶ崎をよりよくするには？
1つ事例で教えていただいた。
マンションなど3,000平方メートル以上の特定開発事業にあっては、公園、緑地又は広場を設置させる条例がある。
しかしながらこの条例が適用され、公園が作られた例は少ない。
この条例では、市長に判断の権限が集中している。
権限を市長から議会に委譲することで、市の問題をみんなで考える仕組みになり、流れは変わるかもしれない。

4月の統一地方選挙をまえに、何人かの候補者から金子さんに応援の依頼がきていることも教えてくれた。
だからポスティングするときは複数候補者のチラシを持って一度に済ませたい。
期待の持てる選択肢がみつからず投票しないでいた人が、山口じゅんぺいさんが出ることで、納得のいく選択肢をみつけて投票してくれたらいいよね。
と言っていただいた。

公平な立場を取りながらも、一人の候補者のために時間を割いてくださる姿からは、この街を愛する同志として認めていただいたような感じを受け、とても嬉しかった。