100人対話ブログ
美樹さんとは街中のあらゆる所でお会いする。
中園五月さんの精進料理教室で会い、コワーキングスペース「Cの辺り」でよく会うなーと思っていたら、先日は高砂緑地の梅まつりでポップコーン屋さんを運営しているところで遭遇したりもする。
色々な人・コトに「関わりたがり」という点では美樹さんと私は同じ匂いがする。
でも人を巻き込んだり、つなげたり、呼び込んだりする力は到底私は及ばない。
運営するポップコーン屋では、美樹さんはポップコーンを作ることには一切手を触れることなく、人一倍通る声でお客さんを呼び込み、出来た行列をさばき、いち早く完売を目指すことに闘志を燃やしている。
そしてどんな時もワハハハと高らかに大きな声で笑う姿で、周りを自然に笑顔にしてしまうのだ。
そんな頼れる姉さんに「今度選挙に出ようと思います」と私が相談をすると、「大丈夫。地盤がないなら作ればいい」と誰よりも肝っ玉が据わった答えが返ってきた。
美樹さんのほうが私なんかより議員に向いているに違いないと思いながらも、対話をする機会をいただいた。
場所は美樹さんが人生の憩いの場と称する「セレンディピティカフェ」
https://www.hotpepper.jp/strJ001032137/
お母さまの介護と2人の子育てで息つく暇もない中でカフェに訪れ、子どもがおもちゃで遊んでいる間に
ひと時の休憩をすることができる。オーナーのマボさん(大塚さん)と奥さんのリサさんには心の支えとして本当にお世話になったそうだ。
そこから美樹さんの今までの人生について教えてもらう流れになった。
- 大学まで茅ヶ崎に住み、その後アメリカのアリゾナへ渡り英語の先生として仕事をした
- ユーゴスラビア生まれの旦那さんと知り合い、自分の親も含めてアメリカで暮らしていた
- お母さんの介護をきっかけに2013年から茅ヶ崎に戻り、両親と同居で暮らした
今まで知らなかった様々な苦労を乗り越えてきた美樹さんのことを知ることができた。
美樹さんから見て茅ヶ崎がもっとこうなったらいいと思うことを率直に伺った。
「地域のつながり」を意識して守って続けていったほうがいいと思う。
今年PTAをやっていて地域のことを調べたり、参加する機会がとても増えたんだけど、
青少年推進協議会(推進協)や自治会の方々がこんなにも地域の見守りをしてくれていることを今まで知らなかったんですよ。
アメリカに住んでいる時は子どもが1人で行きたい時間・場所に行けるなんて到底考えられなくて、友達の家に行くのも車で送り迎え。
誘拐にあったなんていう連絡がよく来るぐらいの環境だった。
それに比べて茅ヶ崎は本当に安全安心だと思う。それは目に見えないところで活動を継続してくださっている方のおかげで成り立っていることをもっと知った方がいいと思うし、そこに自分のこととして関わっていくことが大切だと思う。
そうした人とのつながりを保つにはどうしたらいいのだろう?
特に高齢世帯、自分の父母の世代を見ているとやっぱり孤独になりがちなんですよ。
私の父親もスポーツクラブに行って周りから声をかけてもらう機会があったりすることで暮らせているところもあると思うし、介護施設のグループホームに子どもを連れて行くこともあったけど、周りのおじいちゃん、おばあちゃんは子どもが来るだけでぱっと表情が明るくなったりするんですよね。
そういう子どもがもっているエネルギーと高齢の方をつなげられるような場。最近は空き家を使って子育て中のママや高齢の方が集まれるコミュニティスペースが出来てきていると思うけど、これからもっと大事になってくるんじゃないかな。
人って知らないことは怖いじゃないですか。でもその人を知る、お互い知り合うだけでもその後のつながりは活性化するんじゃないかな。
みんな自分の生活に忙しいとなりがちだけど、自分の住んでいる地域・人を知る機会を大切にできたらいいよね。
美樹さん曰く、友達の友達がつながっているサイズ感が24万人の茅ヶ崎の良いところだという。
茅ヶ崎には才能とエネルギーを持った人たちがたくさんいる。美樹さんは「この人おもしろい!」という人の収集家だ。
美樹さんによってその星と星がつながり、さらなる輝きにつながっていく。
そんな茅ヶ崎の愉快な仲間の横のつながりが広がることによって、地域の安心安全指数も比例して上がるのだろうと感じた。
私も美樹さんの「愉快な仲間リスト」にノミネートされ続けるように自分を磨かねばと改めて思ったのだった。
対話に参加する
実施方法はご希望に合わせて行います。
事前申し込み形式
実施日時を事前に相談して、1対1でじっくり1時間くらいかけて行うことも可能です。お知り合いと一緒にグループで行うことも可能です。
本プロジェクトは、みなさんの意見を伺うものであり、選挙の投票とは切り離された活動です。
みなさんにとって安心安全の場で実施できることを優先して実施したいと思っています。
お気軽にご参加いただき、ご協力いただけますと幸いです。
また、100人のみなさんの声から得た気づきは日々ブログで公開し、マニフェストづくりを進めていきます。