100人対話ブログ

戸田雄輔さん × 山口じゅんぺい

戸田雄輔さん × 山口じゅんぺい

茅ヶ崎市児童クラブ「ちがさKID’S~みんなのヒミツキチ~」の施設長をしている戸田さん(とだっち)にお時間をいただいた。 https://www.chigasakids.com/
児童クラブ、つまり学童は一般的には両親が帰ってくるまでの安心安全の居場所であるが、
戸田さんが運営する「ヒミツキチ」は大人気でキャンセル待ちになっており、何とすでに再来年の問い合わせも来るくらいだ。

最近のちがさKID’Sの関心ごとは、「幅1メートル近い大きな水槽をいただいたので、その中で何を飼うか?」を検討することだ。 何を飼うかの意見出しをはじめから子どもに関わってもらい、リスクも踏まえて意思決定するところまで任せる。
自分たちで考えて、やってみて、楽しいというワクワクするサイクルが大きくなる経験をしていると、
子どもたちはちがさKID’Sという場が日常生活に欠かせない居場所になっていく。
準備されたものではなく、生みの苦しみも含めて味わう。
答えが1つではない中で結論を1つにしていくプロセスを経験する。

運営することが相当難しそうだが戸田さんに秘訣は?と聞くと、大人達は限界ぎりぎりまで見守る。
その見守り方はやはりスタッフによって限界の尺度が異なるので、そこを揃えるのが難しい。
今まで新規事業を多々創ってきた戸田さんのエッセンスが学童の中でいかんなく発揮されている。

今後やりたいことを聞いてみた

  • 学童が満員なので、ちがさKID’Sの延長のような遊びを中心とした習い事の場をつくる
  • まち全体を巻き込んだ職業体験の機会をつくりたい
  • ちがさKID’Sの時間延長プラン

時間延長プランは、働く両親が「時間に追われている」姿から検討を始めたとのこと。
時間延長にならないように学童と保育園をはしごしなければいけない。
仕事も時短にして制約をうけながら、追加課金もかからないようにコントロールするのは超大変。
それであれば日々の延長課金ではなく、月額課金のような形にすれば日々の忙殺が緩和されるのではないかというのは、とても柔軟で優しい発想だ。
戸田さんの頭の柔らかさ、発想力には叶わないな。でも自分が子どもだったら通いたいなー
と思いながらちがさKID’Sをあとにした。

対話参加する

実施方法はご希望に合わせて行います。

事前申し込み形式

実施日時を事前に相談して、1対1でじっくり1時間くらいかけて行うことも可能です。お知り合いと一緒にグループで行うことも可能です。

本プロジェクトは、みなさんの意見を伺うものであり、選挙の投票とは切り離された活動です。
みなさんにとって安心安全の場で実施できることを優先して実施したいと思っています。
お気軽にご参加いただき、ご協力いただけますと幸いです。
また、100人のみなさんの声から得た気づきは日々ブログで公開し、マニフェストづくりを進めていきます。